30代公務員がサイドFIRE(セミリタイア)した理由
こんにちは。クラタクです。
サイドFIRE(セミリタイア)という生き方をご存知でしょうか。
完全に仕事をしなことをFIRE(リタイア)と言います。

いわゆる、多くのサラリーマンがたどる65歳の定年退職後の生活です。
リタイアまではいかないが、
少しの時間を就労でお金を得て、残りの時間は自由に過ごす生き方をサイドFIRE(セミリタイア)と言います。

 

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クラタク 30代・子持ちサイドFIRE(セミリタイア)達成 庶民的な収入でも節約・投資・ポイ活を徹底した結果、サイドFIRE(セミリタイア)達成。  今は好きなことをして生活しています。 真似していただければ、誰でも経済的自由が手に入ります。 生きることにお金は必要ですが、 お金のために生きると苦しくなってしまいます。 お金に困らない、楽な生き方を発信中。

時間には限りがあります。
65歳以上で仕事から解放され
・・・今の現役世代は、確実に定年は65歳より延長されるでしょう・・・
「さあ、時間を自由に使える。好きなことをやっていいよ」と言われても、
残りどれほどの時間が残っているのでしょうか。
あるいは、65歳以上では体力的にできなくなってしまったことも沢山あるでしょう。


スティーブ・ジョブズをご存じでしょうか?
あのアップルの創業者です。

彼は、世界にイノベーションを起こし、多大なる功績と財産を残しましたが、
56歳で亡くなりました。


亡くなる前に彼は言いました。
ジョブスジョブス

人生の終わりには、“富”は単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、“富”や“名声”は迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。

偉大な天才は、私たちに「人が最期に感じること」を教えてくれました。

何が人生を豊かにするのか

自分に問いかけたとき、私は大切な人と過ごす時間や好きなことをする時間だと思いました。

当時、私は市役所で働いていました。

「市役所で働く公務員」と聞くと、残業もなく楽な仕事で、しかも安定的な収入を得られる温室をイメージする方もいるかもしれません。
実情は、連日のサービス残業にハードクレイマーと戦う日々です。
常にメンタル休職者がいて、毎年必ず20代の若者が数人辞めていきました。

私もうつ病になり、休職していた期間があります。

仕事に費やす時間は莫大なものです。

公務員時代のタイムテーブル
 6:30 起床
 7:30 出勤
 8:30 就業
20:00 退勤
21:00 帰宅
 0:00 就寝
職場にいる時間は11時間半。通勤時間は往復2時間。
よって、仕事のために費やしている時間は13時間半。
睡眠時間は6時間半(本当は8時間寝たかった・・・)
一日は24時間なので、残り4時間半。
ここから、食事、入浴など生活に必要な時間を引くと・・・
自由に使える時間は2時間ほどです。
月~金曜日の週5日勤務で、1週間のうち仕事のために費やしている時間が67時間半。
1週間は168時間なので、仕事に費やしている時間の割合は約40.8%

休日に仕事のことを考え鬱々としていたり、持ち帰り仕事や休日出勤があれば、この割合を超えてきます。

逆に、仕事のことが頭に全くなく、大切な人と過ごしたり、好きなことをしたりすることに費やしている時間はどれくらいあるのでしょうか?

私はメンタルでやられていると、食事中も入浴中も、映画やドラマを観ているときも、大切な人たちと過ごしているときでさえ、寝落ちする寸前まで仕事のことが頭の片隅にはありました。

仕事に人生を潰される

そう感じました。

私が市役所で働いているのは、生活に必要なお金を稼ぐためでした。
やりがいや達成感を感じることはもちろんありましたが、やはりお金のためでした。

生きるためにお金が必要
けれど、お金を稼ぐために自分の心身をすり減らし自分の時間を費やしている。

このままでは後悔する。生きるためにこの仕事を辞めたい。


そう思いました。

そして、私はサイドFIRE(セミリタイア)することを決意しました。
このとき私は30代でした

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