2022年4月14日
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おはようございます。クラタク(@kuratak05)です。
2022年4月14日の米国市場の振り返りです。

アナウンス
  • 短期的な売買はせず長期的な投資を心がけてください。
  • 投資や世界経済に興味がない方は、本記事を飛ばして別の記事をご覧ください。
  • ほったらかし投資は続けながら、好きなことをして人生を楽しんでください。
  • 現在、世界経済で何が起こっているか知りたい方は本記事を読み進めてください。

About me この記事を書いた人

クラタク 30代・子持ちサイドFIRE(セミリタイア)達成 庶民的な収入でも節約・投資・ポイ活を徹底した結果、サイドFIRE(セミリタイア)達成。  今は好きなことをして生活しています。 真似していただければ、誰でも経済的自由が手に入ります。 生きることにお金は必要ですが、 お金のために生きると苦しくなってしまいます。 お金に困らない、楽な生き方を発信中。


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2022年4月14日の米国市場

まとめと所感

▶️全指数📈大きく反落
▶️長期金利がさらに上昇し、2.8%突破
▶️Nasdaqを中心に下落。
▶️ビットコインは、再び4万ドルを割る
▶️ヒンデンブルグオーメンが点灯

ポイント

💡S&P500は1.2%下落し、ダウは序盤の小幅上昇から後退して0.3%安で引けた。
💡Nasdaqは2.2%下落し、3月18日以来の高値となった水曜日の上昇から一転した。
💡長期金利は2.8%を突破しました。
💡
インフレ圧力、物価上昇を抑えるためのFRBによるより厳しい措置への懸念から米国市場の大半の指数は2週連続で下落して終えました。
💡なかなか厳しい市況が続いています。
💡乱高下に一喜一憂するのではなく、たんたんと積み立て投資を継続することをおススメします。

セクター別騰落率

VAW(素材セクター)📉-0.38%
VCR(一般消費財)📉-1.47%
VDC(生活必需品)📉-0.14%
VDE(エネルギー)📈+0.41%
VFH(金融)📉-1.14%
VGT(情報技術)📉-2.47%
VHT(ヘルスケア)📉-0.60%
VIS(資本財)📉-0.31%
VOX(電気通信)📉-1.69%
VPU(公益事業)📉-0.11%
IYR(不動産)📉-0.49%

ポイント

💡エネルギーのみ上昇。強さが際立つ。
💡ハイテク系の情報技術が大きく下落。

注目決算📝

シティグループ #C

⭕EPS  $2.02(予想$1.63)
⭕売上高 $191.86億(予想$182.8億)

▶️利益が46%減少
▶️引受手数料の低迷と経費の増加に加え、ロシア情勢を受け引当金を積み増したことが重し
▶️フレーザーCEOは「地政学環境、およびマクロ環境は一段と不安定になった」との認識を示した

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前日比📈+1.56%

ゴールドマン・サックス #GS

⭕EPS  $10.76(予想$9.06)
⭕売上高 $129.33億(予想$120.7億)

▶️利益が43%減少
▶️株式上場の低迷を受け株式引受事業が不振だったが、ウエルスマネジメントとトレーディング事業が好調だったことで相殺
▶️ソロモンCEOは 「市場環境の急速な変化を受けリスクが前面に出てくる中、株式発行がほぼ停止するなど、顧客の活動に大きな影響が出た」と述べ、「破壊的なウクライナ侵攻を受けた激動の四半期だった」と振り返った。

前日比📉-0.10%

モルガン・スタンレー #MS

⭕EPS  $2.02(予想$1.72)
⭕売上高 $148.01億(予想$141.6億)

▶️利益が11%減少
▶️M&Aアドバイザリー業務が好調だったほか、トレーディング業務も想定ほど落ち込まなかった
▶️アナリストの見方「地政学的な出来事や株式・債券・コモディティー市場の大きな変動を考慮するとかなりの耐性を反映し、非常に好調」

前日比📈+0.75%

ウェルズ・ファーゴ #WFC

⭕EPS  $0.88(予想$0.80)
❌売上高 $175.92億(予想$177.8億)

▶️偽造口座問題による規制上の問題を解決しつつあるとの見方が強まっっていたが、その進展に疑問が呈された。
▶️チャーリー・シャーフCEOは、「当社の内部指標は引き続き顧客の財務基盤の強さを示しているが、FRBはインフレ抑制に必要な措置をとることを明らかにしており、これが経済成長を抑制することは間違いない」と述べた。さらに、「ウクライナでの戦争が下降のリスクをさらに高めている」
▶️専門家の見方
「ウェルズ・ファーゴは、その業務のほとんどが国内であることから、ウクライナ戦争から直接影響を受けることはないだろう」
「銀行部門は、利上げ決定により、良い後押しになるだろう」
「金利上昇の恩恵を受け、強固な資本基盤を有し、低経費であることから投資余力も大きく、純然たる受益者となるだろう」

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前日比📉-4.57%

タイワン・セミコンダクター #TSM

⭕EPS  $1.40(予想$1.30)
⭕売上高 $175.7億(予想$170.7億)

ガイダンス(FY22_2Q)
⭕売上高 $176億~182億(予想$177.9億)

▶️ウェンデル・フアンCFOは「第1四半期のビジネスは、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)と自動車関連の強い需要に支えられた」と述べた。
▶️「2022年第2四半期に向けて、引き続きHPCと自動車関連需要に支えられ、スマートフォンの季節性により一部相殺されると予想している」と述べている。
▶️ウェドブッシュ証券のアナリストは、TSMの株をアウトパフォームに再指定した。
▶️「TSMCが半導体コンテンツの増加を必要とする技術革新の構造的シフト(5G、AIなど)の恩恵を受けるだろう。その結果、半導体の成長率が上昇し、TSMCの継続的なシェア向上と相まって、中期的にTSMCの成長を加速させるはずだ」と述べた。

前日比📉-3.09%

ポイント

💡主要金融機関は、おおむね決算をクリアしています。
💡いずれの金融機関も今後の下落リスクに備えていることが示されています。

💡半導体セクターの一角、台湾セミコンダクターの決算は決して悪いものではなかったのにも関わらず、株価は下落。
💡半導体セクターに対して市場の熱が冷めていることが分かります。

💡ただし、長期視点では良い仕込み場かもしれません。
💡一つのセクターに偏って投資することはリスクが高いので、サテライト的に投資することをおススメします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。


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