こんにちは。クラタク(@kuratak05)です。
2022年1月中旬の現在、株価の下落が続いています。
例年11月・12月・1月は株価が強い時期です。
そんな時期に株価の下落が続いています。
不安になっている方もいるかもしれません。
そんな方に向けて今回はお話しします。
少しでも不安が解消されることを願います。
About me この記事を書いた人
クラタク 30代・子持ちサイドFIRE(セミリタイア)達成 庶民的な収入でも節約・投資・ポイ活を徹底した結果、サイドFIRE(セミリタイア)達成。 今は好きなことをして生活しています。 真似していただければ、誰でも経済的自由が手に入ります。 生きることにお金は必要ですが、 お金のために生きると苦しくなってしまいます。 お金に困らない、楽な生き方を発信中。
結論
安心してください。長期的に株価は上昇します。
株価暴落時に起こること
悲観論が溢れる
まず、TwitterやYoutubeなどのSNSで「急落」「暴落」「終わり」「売るべき」などのワードが増えていきます。
そして、少し遅れて日本のネットニュースやテレビ、新聞に「株価暴落」「〇〇ショック」というワードが見られるようになります。
この勢いは、株価が上昇しているときよりも強いです。
なぜ悲観論の勢いは強いのか
それは、ネガティブなワードの方が人は目を引くからです。
SNSではいいねが増えます。テレビの視聴率は上がります。
例えば、「株価暴落」というワードを見聞きした場合、
既に投資をしている人は、「リスクを回避しなければいけない」と考え、クリックします。
まだ投資をしていない人は、「やはり投資しなくて良かったのだ」と安堵し、クリックします。
つまり、視聴回数を稼ぎやすいのです。
2022年1月現在、投稿されているYoutubeのサムネイルは煽っているものが本当に多いです。
ある意味、投資系Youtuberにとって今は視聴回数を稼ぐことができる絶好のタイミングです。
売りたくなる(ポジションを減らしたくなる)
株価が下落しているということは、自分の資産が目減りしているということです。
もし、あなたが証券口座を毎日確認していたり、マネーフォワードなどの資産管理アプリで手間なく資産状況を確認できる環境だとしたら、日々自分の資産が減っていることを目の当たりにしているでしょう。
この状況は、慣れていなければ大きなストレスです。
このストレスから解放されるために、株式を現金化(ポジションを減らす)してしまいたくなるでしょう。
現金化することで損が出たとしても、あるいは、将来の利益を取り逃しても、
「ストレスを解消するために払う代償として十分だ」という気持ちにもなるでしょう。
株価下落時には、SNSなどで「損切りが大切」「勉強代」というような背中を押してくれる言葉も溢れています。
買い増したくなる(ポジションを増やしたくなる)
一方、買い増したくなる(ポジションを増やしたくなる)気持ちが湧く人もいるでしょう。
「暴落時に買い増したら儲けられる」と、大きく勝負に出たくなるのです。
レバレッジ商品を買ったり下落時に利益が出るインバース商品に手を出したりしたくもなるでしょう。
あるいは、「ショート(売り)」ポジションを持つといった選択も魅力的に感じるかもしれません。
または、株式以外のコモディティやFXなど、普段手を出していない投資商品に手を出し儲けられないかと考えることもあるでしょう。
おすすめの行動
売らない
まず、売ることはやめましょう。
「下落し始めたら売って、底をついたのを確認し、上昇し始めたら買いなおす」
これは理想です。
しかし、こんなファインプレーができるのは、ごくわずかの人です。
私やあなたのような一般人はもちろん、プロの投資家も
今現在が下落のどのあたりなのか分かりません。
そして、どこが下落の底かも分かりませんし、上昇し始めてそれが続くのかも分かりません。
フォロワーが沢山いるインフルエンサーでも
経済ニュースで話している評論家でも
どこかの国の中央銀行総裁でさえも分からないのです。
投資に興味がある人であれば、RSIやMACD、移動平均線、ボリンジャーバンドなどの指標をご存知かもしれません。
どれも過去の賢人が生み出してくれた指標ですが、やはり完全なものではありません。
信じてタイミングを計ろうとしても、失敗することの方が多いです。
「管理人が下手なだけではないか?」と思われるかもしれませんが、確かにそうです。
私はタイミングを計るのが下手です。
しかし、それはほとんどの人に共通しています。
タイミングを計るということは、
「安いタイミングで買う」
「高いタイミングで売る」
という2つ良い選択をし続けなければいけません。
これを成功し続けるということは、ほとんどの人はできません。
買い増しは、場合によって良い
買い増すことは、一定の条件を満たせば良いです。
買い増し時に守ること
- 買い増した直後に株価が下落してもストレスにならない金額を買う
- よく知らない商品には手を出さない
- ルールを守る
大きく勝負に出ようとしないでください。
暴落前から積立設定をしているのであれば、それを継続するだけでも良いです。
あるいは、「S&P500が1週間で5%以上下落したら買い増す」や
「RSIが40を切りボリンジャーバンドにタッチした後、MACDがゴールデンクロスしたら買い増す」や
「VIXが25以上になったら買い増す」など
ルールがあれば、そのルールを守ってください。
いずれにしても、買い増した後にさらに株価は下がりあなたの損は膨らむでしょう。
それでもストレスにならない金額を買ってください。
長期的には、下落時で買い増したポジションは、将来あなたの資産を大きく膨らますでしょう。
よく知らない商品には投資しないでください。
暴落時にはボラティリティが高くなっています。乱高下します。
早い判断を求められる場面が多いです。
通常時でもよく知らない商品に手を出すことは悪手ですが、
暴落時は無謀でしかないです。
それは、投資ではなく投機(ギャンブル)です。
「〇〇で儲けた」「◇◇をする絶好のタイミング」
そんな言葉を見聞きするかもしれませんが、それが知らない商品であれば手を出さないでください。
感情的にならない
「恐怖が増えて売りたくなっている」
あるいは、「強欲が増えて買い増したくなっている」
どちらに共通しているのは感情的になっているということです。
感情的になっているときは、ひとまず何もしないで静観したほうが良いです。
投資は感情との戦いです。人は感情的になると、行動を誤ります。
その誤った行動で大きな損失を抱えてしまうと、
投資を辞めるという選択をせざるをえなくなることがあります。
一番避けるべきは、投資を辞めることです。
それを避けるためには、「何もしない」という選択は十分正解です。
最後に2022年の株式相場について
身も蓋もないですが、「今年の相場は〇〇」といった予想や相場観は、あまり意味がないです。
なぜなら、20年以上の長期投資において株価は上昇するので、やることは買って放置だからです。
それでも、いま不安を感じているあなたに向けて
気休め程度ですが、2022年の見通しを最後にお話しします。
2022年は難しい相場です。
『金融引き締め』に『高インフレ』、『オミクロン株』の影響により株価はおおむね下落傾向でしょう。
もし、まとまったお金があるのであれば、一括投資でなく積立投資をおすすめします。
と言っても、一括投資でも構いません。
なぜなら、長期的には上がるからです。
ただし、投資対象は全世界株式かアメリカ株式のインデックスであること
そして、放置して日常生活を楽しむことを強くおすすめします。
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