株価下落
スポンサーリンク

こんにちは。クラタク(@kuratak05)です。
2022年の株式市場は、2020年、2021年に比べ、冴えない動きをしています。
2021年後半から投資を始めた人は、
買ったタイミングによっては、含み損を抱えているのではないでしょうか。

株価は感情で動きます。
つまり、株式市場というのは投資家心理の集合体です。
詳細は、こちらの記事をご参照ください。

「未だ不透明なコロナ終息」
「世界的な高インフレ」
「FRBの金融引き締め」
「ウクライナ情勢の緊迫」
などなど
現在、株式市場にとって悪材料が多く、投資家センチメントは悪いです。

投資家の恐怖を示す指数として、「VIX(ビックス)」というものがあります。
そして、このVIXを利用した投資法

VIXが25以上のときに買えば1年後に100%利益が出ている

というデータがあります。
野村アセットマネジメントさんが検証したデータのようです。

2022年2月18日のVIXは27.89です。
野村アセットマネジメントさんのデータに従えば、
ここで買えば来年2023年2月18日には、100%利益が出ているということになります。

信じるかどうかはあなた次第

・・・と言った話で終わるのではなく、今回は深掘りしてみます。

About me この記事を書いた人

クラタク 30代・子持ちサイドFIRE(セミリタイア)達成 庶民的な収入でも節約・投資・ポイ活を徹底した結果、サイドFIRE(セミリタイア)達成。  今は好きなことをして生活しています。 真似していただければ、誰でも経済的自由が手に入ります。 生きることにお金は必要ですが、 お金のために生きると苦しくなってしまいます。 お金に困らない、楽な生き方を発信中。


応援クリックしていただけると励みになります。

 にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

スポンサーリンク

 

結論

通常期は良い。

リセッション(景気後退)期の検証が必要。

悲観で買えばいい

VIXとは、ボラティリティ(変動幅)の大きさを表す指標です。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P 500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティを元に算出し、1993年より公表しているボラティリティ指数。
(中略)
S&P 500が下落する場合はVIXは上昇する傾向があり、VIXとS&P 500のパフォーマンスは負の相関関係にある。
その統計的傾向から俗に恐怖指数(きょうふしすう、英: fear index)とも呼ばれる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

つまり、投資家心理の集合体である市場に恐怖が増えたときに
VIX指数は高くなります。

「恐怖が増えたとき」 株価は下がっています。
「株価が下がった」から「恐怖が増えた」とも言えますが

要は、「VIXが高くなった(恐怖が増えた)タイミングは株価が下がっているから買えばいい」ということです。

「悲観で買って、楽観で売る」
という格言がありますが、
「悲観」のタイミングをある程度VIX指数で測れるということです。

そのことを知った私はテンションが上がった・・・がしかし

2021年終盤、私はある方のツイートに目を見張りました。
「VIXが25以上のときに買えば1年後100%利益が出ている」
というもの。

元になったデータは、野村アセットマネジメントさんのものでした。
vix25以上の1年後
この資料によると、VIXが25以上のタイミングで“S&P500”と“Nasdaq100”を買えば、1年後に100%上昇しています。
「100%」という響きに私はテンションが上がりました。
投資の世界で100%ということは、めったにないですから。
(むしろ、100%というのは危険な話が多いです😅)

そして、突入した2022年の株式相場。
軟調も軟調。
悲観論もあふれ出ています。
ただのインフルエンサーならまだしも、著名投資家たちが口々に米国株を悲観しています。
加えて、あのバンガード社は昨年11月に今後10年の米国株式市場のリターンについて悲観的な見通しを出しています。

「VIXが25以上のときに買えば1年後100%利益が出ている」
この魅力的なデータを信じて良いのでしょうか・・・。

自分で検証し考察することで、その投資方法を信じることができます。
信じていない投資方法だと、誤った行動を取ってしまうリスクがあります。

そこで、自分で検証してみました。
その結果をシェアします。

最悪な期間をスルーできない

野村アセットマネジメントさんの検証結果は、

スポンサーリンク

「2009年1月2日~2021年11月26日」の期間を切り取ったものでした。

・・・ん!? リーマンショックを含んでないけどいいのかな

初見時も、ふとよぎった疑問でしたが、
怠惰心とポジショントークによりスルーしてしまっていました。

もしかしたら、これから最悪な期間が訪れるかもしれない。
想定する最悪な期間を「ITバブル」にするか「リーマンショック」にするか
はたまた「オイルショック」までさかのぼるか・・・

「ITバブルは起こらない、割高であっても当時ほどではない」
「いや、ITバブル以上のバブルだ」
「リーマンショック前と足元の市況は似ている」

いろいろな意見を見聞きします。
直近のリセッション(景気後退)コロナショックは、2ヵ月しかありませんでした。
皆さんもご存知ののように、VIXの数値とは関係なく、1年後には利益が出ました。

よって、リーマンショックITバブル崩壊を例に検証することにしました。

次回に続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。


応援クリックしていただけると励みになります。

 にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

スポンサーリンク